ただいま...

つい先程帰りました。ただいま...
ついさっきというか...９時前ですね、今までご飯食べて...そのあとすぐにお風呂に入れといわれたので入ってました

...続き、内容くらいと思います
リアルを読んだ方にしか分からないかも...

病院は案外近い所でした。
受付の人に案内されて先生いる部屋に入って真っ先に目についたのが...

白いベッド...

前にも母が同じ病院に運ばれた事があって、その時は少しの傷ですんだんで...
今回も大丈夫かな、と自分に言い聞かせながら軽い気持ちで部屋に入りました

でも、実際は違った







頭には包帯、目元にはガーゼ、鼻には絆創膏、枕元には真っ赤な血
左手の指にはガーゼに絆創膏、右手には...包帯


それはとても軽症には見えなかった。
先生の話によると、車に突き飛ばされ、頭を打ちつけて......右手の親指の付け根を骨折したらしい

枕には血...

兄は意識はあるらしいけど、ボーッとした状態だった
全身打撲のせいで動けない、足にももしかしたらひびが入ってるかもしれない

兄は私が何か買ってきてと頼んだら、しぶしぶと自分も何か買うからとコンビニヘ出かけた
家を出たのは３時半

なのに...

まったく家に帰ってこなかった

それから暫くして...救急車が通って、近所の犬が遠吠えして...まぁ救急車かぁと思った

...それが、それにのって運ばれたのが...私の兄だなんて思わなかった


...私のせいだ、私が買ってきてってあの時頼んでなかったら、兄はこんな怪我をする必要なんてなかったんだ
私が面倒くさがらずに買いにいっていれば...こんな事おきなかったのに、被害を受けるのは私でよかったのに


それで、兄は入院する事になった
いつ退院できるかわからないけど、今月中には退院できるみたい

...言葉では大したように見えないけど、でも実際はすごいんですよ...
着ていたジャンバーもボロボロでした。綿とか出てて、切り裂かれてた
靴は大丈夫だけど、ズボンには血もついてて、手のひらにも血がついてた
自転車も...買い換えないといけないような状態なんだって。

病室に移ってから看護婦さんが血圧とかはかりにきてくれて、痛いところないかと聞いて触ってるとき...

右足を持ち上げると、痛いって...言ってた
普段声を上げる事なんてないあの次男が...痛いって本気で声あげてた

普通にしてたら大丈夫みたいだけど、曲げるとやばいんだって...
たぶんひびが入ってるかなって言ってた..

脳は大丈夫...だろうとか言ってたけど、脳を診てくれる先生が今病院にいないんだって
でも兄は喋れてたし、返事に答える事が出来たから大丈夫だねって言ってた
でもまだ分からないよ...


ここまで重症だなんて思ってなかった、おばあちゃんだって「どうせ車で一緒に帰ってくる」んでしょって言ってたから

５時過ぎになって、電話がきて.....その時私は来なかった銀魂のマイクロファイバーが届くのかな？と思って電話をとったら、女の人で...
名前は聞こえなかったけど、「息子さんが車にはねられて病院運ばれたので来てくれますか」って
そんなの初めてで、私は何かの詐欺でもしようとしてるんじゃないか、と思って「ん？」って思ってた

今次男の方は家にいないし、確かに帰りが遅いけど...でも事故なんてそんな...

って思いつつ、仕事が休みだった長男に電話を変わったら...
相手は次男の名前を口にしたみたいで、本当だって事が分かった

その瞬間私は頭が真っ白になって、とりあえず親のいる部屋に走ってた
それから、親に電話を変わって、どこの病院か聞いて...行ったんです

そしたらこんな......


治療していたであろう部屋にあったごみ箱の中には大量に血がふき取られた布のようなものがあった...
怖くなった、泣きそうになった

でも、私は泣いちゃいけないんだ...
前に親や兄に言われた事がある、お前が何か喋ってないと楽しくないって
だから、私は泣かないで笑ってなきゃいけなかった

病室にうつって少ししてから看護婦さんが来るまでに親と長男はジュースを買いに１階まで行き、私と次男は２人きりになって...
でもその時声をかけられなかった、私のせいだもん...
その時すごく泣きたい気分だった
でも兄の前でなんて泣けなくて、必死に我慢して...

７時過ぎになると、次男をはねてしまったという夫婦が来て色々と言いにきてくれた
どういう状態ではねてしまったのか、とか自転車がどうなったとか

どうやら...次男は出会い頭に...はねられたみたい

そこは、私の家からでも少し見える場所
けど私と兄貴は全然そんなことまったく知らなかった...

次男は、意識をなくし、気づいたら病院で寝ていたそうです

...指にも猫に引っかかれたような傷があって、すごくいたそうだった
腕を動かしてもびくびくと震えてて動かしずらそうだった...


こんな目にあうの、私でよかったのに...

今頃何してるかな...
今日は兄、お昼から何も食べてないのに...ご飯、食べてなかった
飲み物もまったく飲んでないのに...

大丈夫かな...どこか痛むところないかな...

ダメだ、泣いちゃいけないのに...
泣きそう



...明日、千尋達従姉妹組みがお見舞い行くっていってた
母が病院で連絡したんですよ
明日、着替えの服とかスプーンとか持っていかなきゃいけないから会うんだろうな

母に私が頼んだからなんだよって言ったけど、「じゃぁお前が悪いんだな（笑）」って言ってた
でも、それは冗談で言ってるってすぐに分かった

...誰も私を責めない...
責めてくれていいのに...
なのにお婆ちゃんも相手が悪いんだよって言って私に何も言わなかった...
私が悪いのに...


そういえば、車にのっていたという人はちゃんと自分達のした事を理解して、病院まで来てくれたけど...
もしそれが...タチの悪い人だったら...最悪だった。

しかもね、奥さんの方が痛みを少しでも和らげれるお祈りができるっていうからやってくれたんです
それの効果もあったのか、その後から全身に力が戻ってきたみたいで、動かせなかった体が動かせるようになったんですよ。すごいな...



...なんだか今日はもう疲れた...
昨日以上に疲れた...
リアルを読んで心配かけさせてしまった方々、スイマセン...兄は何とか無事です
私も...何とか...

明日買い物行かなきゃいけないから早く起きないとなぁ...
９時前だけど